介護に入居者に対する感謝やホスピタリティは必要なのか

介護の職場で良く聞くのが、入居者に対する感謝やホスピタリティと言う言葉になります。

感謝の気持ちといのは、介護を通して給料を貰っている事の感謝であることが一般的です。

ホスピタリティ…聞いた事はあるけど言葉の意味は良く分からない方も多いと思います。

ただ、最近介護といったサービス業の仕事で偶に聞く事があります。

そこで少し調べて見ると、「もてなし」の行動で相手を満足させて、自分を幸福を感じるという考え方のようです。

感謝にしろ、ホスピタリティにしろ非常に素晴らしい考え方ではありますが…これは押し付けられる考え方ではないかなとも思います。

個人個人が自発的に生じる気持ちでしたら良いですが、介護の現場で働いていない経営者や本社の幹部に言われても全く心に響きませんよね…

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介護の仕事に必要なものとは

介護の仕事に従事する方の悩みの一つは、社会的評価が低い事になります。簡単に言えば、介護職自信が感謝の言葉に飢えている方が多いような気がします。

介護施設側としては、介護の質を高めるためにもホスピタリティといった理想的な考え方を根付かせたいという経営理念が生じるのは当然な事だと思います。

ただ、それは介護職員の待遇が整っている事が前提になります。

介護業界全体の給料や休日、福利厚生といった待遇はお世辞にも良いとは言えません。生活に困っている方が、入居者に対して給料以上のホスピタリティ精神や感謝の心を持つ余裕なんてない事が多いです。

偶にネットや本で、給料が低くても、仕事に対するやりがいや、ホスピタリティ精神や感謝の心を持って働けば人生が豊になると述べる「経営者」や「評論家」はいますが、それはあくまでも人を雇う側の立場であるからこそ言える事だと思います。

もちろん、待遇が悪くても入居者のために働く介護士の方もいらっしゃいます。

ただ、そのような現場が正しいとは思いません。仕事の経験数やスキルに合わせて待遇は良くなるべきですし、介護職の方が生活費に不安を感じずに働ける環境を整えて然るべきです。

実際に、運営が順調で介護職員に利益を還元している企業もありますし、それこそが一番介護職員の仕事を評価する行為とも言えます。綺麗な理念は、そのような環境があってこそだと思います。

理念が先走り過ぎている職場が多すぎる

介護職員の待遇を改善するために企業努力しながら、職員に正しい介護の理念を根付かせようとする企業は素晴らしいと思います。

ただ一方で、前述したように現場の社員に利益を還元せずに、理念だけを押し付け介護企業も存在します。

そのため、介護業界における、重要な理念であるホスピタリティ精神、感謝の精神、社会貢献と言った言葉が軽くなっている気がします。もっと正確に言えば、経営者の都合のよい言葉と化している気がします。

もちろん、そのような企業だけじゃないのもわかりますが…

そのため、介護職員側は働く職場を選ぶ際は、企業の理念や社風から企業のイメージを固めることは止めましょう。それよりも、実際に職場に足を運び、施設の雰囲気などを確認してください。最終的に信じられるのは、あなた自身の目と耳、そして肌で感じた感覚になります。

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仕事と割り切って働く事は悪い事なのか

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働き方は人によって異なってきますし、極端な話を言えば問題・不祥事を起こさないのでしたら、やるべき仕事を淡々とこなすことは悪くありません。

実際に介護の仕事をしている方の中でも、ある程度ルーチングワーク化されているからこそ、他の仕事よりも働きやすく、割り切っている方もいらっしゃいます。

逆に社会貢献性を重視して働いている方もいらっしゃり、偶に価値観の違いで衝突するといった話も聞きます。

個人的には、どちらが悪いなどでなく、単純に考え方の違いであり、どちらも押し付ける考えではないと思います。

まあ…それでも表向きは企業理念などに順守している態度は必要になりますが…それを押し付けられて働きにくくなるぐらいなら転職したり、訪問介護として介護の仕事をした方が楽かもしれませんね。

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