高齢化の影響で介護業界は成長するのか

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高齢化が進み介護業界は成長すると述べる方はいらっしゃいます。

確かに高齢者が増えるという事は介護の需要が増えるのは確かです。同時に少子化も進んでいるので最終的には需要は減る事が推測できますが、一番数が多い段階の世代が2025年に全員75歳以上になる事を考えると、需要の縮小はまだ先と言えます。

したがって、需要の面だけを考えれば介護業界は、まだまだ成長できる業界と言えます。

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就職する業界としての評価

介護業界が成長したとしても現状では、給料が業界全体で上がって行く兆しはないと言えます。一部の大手企業や、安定して運営で来ている介護施設できたら、真面目に勤続を重ねれば一般的なサラリーマンの平均年収(500万円~600万円)程でしたら、今でも稼ぐことは可能です。ただ、これ以上となると難しいのではと思います。

理由の一つは、介護業界の売上の大部分を占める介護報酬が国の税金になるからです。

少子化が進むという事は、税金の収入も減ります。一方で医療費や介護に掛かる費用が増えることを考えると…介護報酬が減る可能性はあっても増える可能性は低いのではと感じています。

国は高齢化に掛ける社会保障を抑えたい

少子高齢化を考えると国は、社会保障に掛けるお金を出来る限り削減したいのが本音です。実際に、少しでも社会保障費を減らすために、「医療から介護」、「病院から在宅・介護施設」へと高齢者を異動させる方針とっています。

理由としては、医療費よりも介護費の方が安い事が挙げられます。また、病室が高齢者で埋まってしまい、救急患者を受け入れる事ができないといった状態を改善したいと言う考えもあります。

その影響か、病院死が約8割だったのが、わずかですが7割台になっています。

おそらく、この方針が変わる事は基本的にないと思います。

こう考えると介護業界が成長しそうですが、介護報酬も容赦なく下げてくる事を考えると、国は介護業界に予算を回す考えと言う訳でもないと言えます。

介護職員の給料は改善されないのか

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2015年に介護報酬は下がりましたが、処遇改善加算が上がった事を考えると、介護職員の給料の低さについては、国も認知している事は確実です。ただ、国が介護職員の給料を下支えするにも限度があるので、最終的には企業の経営努力に頼らざるを得ないと言えます。

実際に、運営が順調な企業は、介護報酬が下がっても介護福祉士の給料を上げています。一方で運営が上手く行っていない体力のない企業は、厳しい状態が続いており、処遇改善加算分、給料を下げるような施設もあるようです。

2極化が進む介護業界

黒字を出す介護企業と赤字を出す企業とで極端に分かれて行く事が予想されています。

介護施設は、規模によって入居させられる要介護者の人数が決まっています。そのため、売上を増やすには施設数を増やしていく事が求められます。

したかって、順調に売上を出して、施設数を増やしていく程に利益が出せると言えます。

その分、信頼を失った時のリスクも跳ね上がりますが、そこは企業にとって経営手腕次第と言えます。

介護職員はどのように企業を選べばよいか

介護業界も他の業界同様に、年功序列の体制ができているので、やはり長期的に働ける職場を選ぶべきと言えます。

大手の企業に振り回されない地域密着の介護施設も存在するので、そのような職場で働くのも一つの手段ですし、将来的に不安の感じる介護施設でしたら、黒字を出して全国展開している介護施設に転職するのも一つの手段だと思います。

どちらにせよ、介護職員も目の前の仕事に集中するだけではなく、今の職場がどのような状況なのかも意識するよう事が大切です。

一度転職活動をして、周りの介護施設とあなたが勤めている介護施設を比べてみると、給料に差がある可能性もあります。

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