介護職員はワーキングプアになりやすいのか

介護職員がワーキングプアになりやすいのか否かと問われれば、答えとしては介護職員として働き始めた年齢によって変わると言えます。

介護職に就職するのは難しいと問われれば、多くの方は人手不足の介護職に就職するのは難しくないと感じると思います。実際に、一部の優良な介護施設等を除けば、多くの介護施設は人手不足の状態です。そのため、介護職として就職するのは難しくないです。

では、何故ワーキングプアとなるかと言えば、40代、50代方が未経験者として中途として入社するのが問題になるのです。

未経験者として働く事は何も悪いことではありませんが、問題なのは他に就職先がないからという理由で安易に未経験者が介護職を選ぶのが原因です。

介護職は、基本的に高卒・専門卒の方を基準とした初任給になります。そして、当然ですが未経験は高卒・専門卒を基準とした初任給から始まります。

そのため、家庭を持っている人からすれば、到底家庭を支えられる程の給料を稼ぐことはできません。都市部でしたら、初任給が20万前後の場合もありますが、地方ですと手取り15万円前後も珍しくありません。

また、既に40歳以上の方ですと、これからの年齢による昇給を考えると、10代、20代から介護職員として働いているベテラン介護職員の年収に追いつくのはまず無理です。

優良な介護施設でも、20代前半から介護の経験を積んでいる方でも、30代後半か40代前半になってようやく役職手当込で年収500万円~600万円程になります。

したがって、40代以降になると定年までに年収400万前後になれば良いと言えます。また、業界問わずに定年前の50代半ばになると給料が下がる事が多いので、良くても400万円前後と言えます。

これらの事を一切加味せずに、介護職=ワーキングプアというのは少し酷とも言えます。

なお、前述したように介護職に限らずに未経験職に就いた場合は、業界問わずに年収は大幅に下がります。

そのため、40代で企業が倒産したり、解雇された場合で、年収を下げないようにするためには、同じ業界か今までの経験が活かせる職種に転職する以外ありません。

または、営業の完全歩合制の給与体系を敷いている企業に転職して結果をだすか…ですね。

個人的には、人手不足の企業で未経験者枠としか採用されるしかなかったのでしたら、年収が低いと声を荒げるよりも、少しでも今の職場で経験を積んで年収を上げるか、前職の経験を活かせる職場に転職するために行動するべきと言えます。

⇒介護職から他業界への転職

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