介護職員の入居者に対する暴力

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最近ニュースで介護職員による介護施設の入居者に対する暴力が取り上げられることが増えてきているように見えます。

では、実際に介護職員による暴力行為は増えているのでしょうか?

正直言って、介護施設そのもが、違法な介護業務をしている事は少なくなってきていると思います。一方で、介護職員が、施設の監視が届いていない時に、暴力を振るっている件数は増えているようです。

理由としては、介護施設に対する市役所の立ち入りや監査が増えていることが挙げられます。また、介護職員の告発や入居者の家族からのクレームなどに市役所や県が敏感になっているのも、介護施設がルールを守るようになっている原因とも言えます。

ただ、残念ながら、市役所や県が判断できるのは、あくまでも書類上から施設が適切に運営されているかどうかで、職員一人一人に問題があるかどうかまでは、判断できません。

実際に、最近のニュースでは、介護施設事態が不適切な介護サービスを提供しているといった内容は見かける数は減りましたが、一方で一人の介護職員が入居者に対して暴力行為などをしていたといった報道は度々されます。

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介護施設は職員全てを監視できないのか

介護職員全てを、経験があって、仕事にやりがいや誇りを持っている人で揃える事は現実的に難しいです。これは、介護施設に限らず、全ての業界の企業で同様です。

規模が大きければ、大きい程に、企業も職員全てを把握するのが難しくなります。

そのため、問題のある行為が発生してしまうのです。

ただ、多くの企業はマニュアルなどが設定されており、施設長やエリアマネージャー等が施設ごとに問題のある職員などいないか目を光らせています。

しかし、そのようなマニュアルや内部の監視が上手くいっていない企業も存在しています。そして、そのような企業が運営している施設の介護職員が問題を起こす事になるのです。

おそらくは、これからの介護施設は、暴力などの行為を防ぐために、より市や県の立ち入りが厳格になり、入居者や入居者の家族のクレームや告発も重視されていくと思います。

そのため、しっかりとした内部統制がとれていない、企業は信用を失って、消えて行くことになるかもしれません。

一方で、より大企業よるマニュアル化された、介護施設が増えるとも思っています。

介護職員からしても、ちょっとした行動が暴力や暴言等にとられる事を恐れるようになれば、マニュアルに沿ったサービス以外提供しなくなります。

これが良いのか悪いのかは、分かりませんが、介護サービスの均一化は少しずつ進んでいるような気はします。

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