新卒で介護職に就くべきか

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夢・目的を持って介護職を目指す場合を除いては、新卒で介護職に就くことはお勧めしません。特に、就職活動が上手く行かず、とりあえず働きたいと思っている方は避けましょう。

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新卒が介護職に就かない方が良い理由

介護の仕事は辛いから、給料が低いから…といった理由ではありません。

上記の理由でしたら、他の業界にもあるので、介護業界の特徴ではありません。

理由は、他にあります。

それは、『介護の経験は他業界でアピールしにくい』からです。

現在、新卒の人が入社して3年以内辞める確率は、3人に1人とされています。

これは、新卒の人の根性が足りないと言った理由ではなく、単純に日本社会の流れが原因になります。要は、一つの企業・業界にずっと所属する時代ではなくなったのです。

終身雇用が崩壊し始めた雇用情勢で必要なのは、企業に求められる技術・経験を積む事です。

残念ながら、介護の技術・経験は介護業界以外では評価され辛い傾向があります。

もし、介護の仕事をして行くなかで、他の仕事に挑戦したいと思い立っても、他の業界よりも転職活動が上手く行かない可能性が高いです。

また、第2新卒として活動する分でしたら、企業は技術や経験を、それほど重視しないので、それほど他の第2新卒者と差はできませんが、第2新卒の時期を逃して、中途採用の枠で挑戦するとなると、大きなハンデを背負った状態での転職活動を強いられると思いましょう。

介護以外の業界にとって、介護職の経験5~6年よりも、他業界で事務や営業を数年経験している人の方を優先する傾向が強いのです。

逆に、介護職は常に人手不足なので、他の仕事から介護に転職する分には、それほど苦労することはありません。優良な介護施設で働くのは苦労しますが、職場を選ばなければ、介護の仕事に就けないという事は少ないです。

介護の仕事は、焦って挑まなくても、他の業界で仕事を経験した後でも十分挑戦できます。

従って新卒で、曖昧な気持ちで介護職に就くことはお勧めしません。

新卒で介護職に就くのなら

介護・福祉の専門学校に通っている人や、介護・福祉業界に就職先を絞っている方でしたら、新卒から介護施設や病院で働くことは、むしろメリットになるでしょう。

介護の経験年数・技術は給料に直結します。また、実力があれば、介護施設の施設長に就く事も出来ます。企業が複数の施設を運営しているのでしたら、エリアマネージャーや本社の幹部な抜擢されることもあります。

ただ、そのために長い下積みと技術・実力が求められてきます。

それは、介護だけの技術だけではなく、利用者を獲得する営業技術や、県や市とやり取りができる必要もあります。

そのため、新卒として早い段階から介護業界に挑戦し、転職者よりも経験を多く積めることは、介護業界でキャリアアップできる可能性を高めてくれます。

また、介護経験と技術は、他業界では評価されにくいですが、同じ介護業界では高く評価されます。高い実力を持つ介護職員は、介護施設にとっては貴重な存在です。

将来的に『職』に困ることは少ないと言えるでしょう。また、より優良な介護施設の転職も有利に進めることができます。

もし、将来の介護に関わる仕事以外するつもりがない、または介護施設の管理者や本社で経営に関わりたいのでしたら、新卒で介護業界に挑むことは決して無駄にはなりません。

逆に、そこまで覚悟がない人には、新卒で介護に挑む事はお勧めしません。

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